試験の流れ
外来紹介時に採血・造影CT検査を行い、適格条件に合致するかどうかを確認します。必要に応じて追加検査を行う場合があります。
治療前検査の方法は試験に参加されない場合でも同様です。
治療前検査の結果で適格と判断された場合は、本試験の説明を行います。
試験参加へのご同意を頂けた場合は以下のように肝切除群ラジオ波焼灼療法群コンピューターによってランダムに振り分けられます。
指定された治療法の専門家による肝がんの治療が行われます。
治療後は決められた方法で経過観察を行います。患者さんによって異なりますが、約5年〜8年です。フォローアップの方法は試験に参加されない場合でも同様ですが、試験参加の場合は決められた時期に確実なフォローアップが行われます。

試験の流れ図
 SURF-trialのプロトコールは東京大学医学部附属病院肝胆膵外科・消化器内科を中心に、国内でも特に肝がん治療経験の豊富な施設の医師によって組織された委員会にて作成されています。また本試験は日本外科学会・日本肝臓学会・日本肝癌研究会の推薦を受けております。
 肝がん治療の発展のため、より多くの患者さんのご理解とご協力を宜しくお願い申し上げます。